「iDeCo」と「企業型DC」の違いとは?現役DCプランナーがわかりやすく解説!
DCアライフです。
みなさまは「iDeCo」と「企業型DC」の言葉をそれぞれ聞いたことありますでしょうか?
名前は聞いたことはあるけど、なんか難しそう。。。
現役DCプランナーが、「iDeCo」と「企業型DC」についてわかりやすく解説します!
Contents
確定拠出年金には、個人型と企業型の2種類がある!
「iDeCo」と「企業型DC」も確定拠出年金に関する制度です。
確定拠出年金についてはこちらのページで開設しています。
「iDeCo」は、個人型の確定拠出年金の愛称です。
また、「企業型DC」は名前の通り、企業型の確定拠出年金です。
「iDeCo」と「企業型DC」の違いをそれぞれ説明します。
加入方法が違う!(iDecoはだれでも加入、企業型DCは勤め先で加入)
「iDeCo」は、個人が自己申し込みして利用できる制度です。
個人が自分自身で年金積立を行うため、自営業者や非正規雇用労働者、会社員など、様々な人が利用できます。
個人の退職金を積み立てるための制度であり、企業の関与はありません。
「企業型DC」は、企業・法人が従業員のために設立します。
正規の会社員であること、企業が導入していないと企業型DCを利用することはできません。
運用の目的が違う!(iDecoは個人で選択、企業型DCは企業が選択)
「iDeCo」は、個人の老後資金を増やすことを目的としています。
税制優遇措置があり、個人が積み立てた資金は一定の条件を満たす限り、税金が軽減されます。
「企業型DC」は、従業員の退職金や老後の生活資金を確保することを主な目的としています。
企業が従業員のために資金を積み立て、退職時に給付する仕組みです。
運用選択の権限が違う!(iDecoは個人で選択、企業型DCは企業が選択)
「iDeCo」は個人が自己責任で退職金を積み立てるための制度です。
そのため、個人が運用商品を選択する権利があります。
運用商品は広範囲で、以下の選択肢があります。
iDeCoで運用可能な商品
- 投資信託
- 国債
- 株式
- ETF(上場投資信託)
- 不動産投資信託(REITs)
- その他の金融商品
「企業型DC」は、企業が従業員のために運用するための制度です。
したがって、従業員は自身で運用商品を選択することはできません。
企業型DCは、一般的に安定した運用とリスク分散を重視されるため、比較的低いリスクの運用商品が選択されます。
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